クレアートが大切にしていること

クレアートのコンセプト

私がクレアートの社長の、思い出を形にするジュエリーなんでもアドバイザーの依田耕児(よだこうじ)です。

ジュエリーオリジナルデザインの企画・製造と、全国小売店・専門店および宝石卸商社への卸売、さらにクレアート店舗ショールームでの小売販売を行っています。

特に宝石さんごの分野では、私の祖父が(明治大正から昭和の初期の頃から)、中国の翡翠との交易を行いながら業界の第一人者であったこともあり、宝石さんごの魅力を現代と将来に亙って引き継ぐ役割を私自身も自覚しながら現在に至っています。(私の祖父の昭和13年読売新聞掲載記事をご参照ください)

ではクレアートはさんご専門ショップかと思われる方もいらっしゃると思いますが、製造メーカーとしてのノウハウを生かして、さんご以外の製品も取り揃えております。
特に店頭の小売業においてはむしろ、ブライダル関係の指輪、地金のネックレス、パール製品など、さんご製品以外の商品のほうに重点を置き、下記5つの特徴を生かして製造・販売を行っております。

 

①長年にわたり何人ものデザイナーと一緒に仕事をしてきたノウハウ、

②粗材を分けてくれる取引先の豊富なネットワーク

③石留め、枠の磨き、サイズ直し、など小さなことでも長年経験しないと積み上がらない技術のノウハウ

④お客様がどうしたいのか、どうすれば喜んでもらえるのか、どう新しい発見があるのかを聞き出す自分自身の経験

⑤明治大正時代から受け継ぐ伝統と自分の祖父と父の意思を引き継ぐ三代目としての責任と喜び

 

お客様のために、これらひとつひとつにこのすべての誠心誠意を注入しながら日々仕事をしています。

そして、自分のもっている何かが人の役に立つということほど、楽しく、意味のある人生はない、とも思っています。

 

よくこんな相談を受けます。

「祖母(あるいは亡き母から)からもらった小さな石があるんですが、どの位の価値あるものなんでしょうか?今まであるのも忘れていたんですが・・・。」

「はい、値段の価値はともかくとして、実際に譲り受けたものが残っていて良かったですね。
忘れてしまうほど気軽に場所を取らず、変わらない色、形で譲り受けていくことのできるものって宝石アクセサリーの強みです。
そしてよく見つめているといろいろな思い出がつまっていてそれがどんどん溢れてきませんか。

そんな先代の思いや願い、ご自身の思い出がつまったものを、例えば、ペンダントにして普段から身に付ける、指輪に作り変えてその思い出と共にオシャレをも一緒に楽しんでしまいましょう。この小さな宝石はあなたにとっての何物にも代えられないお守りです。これはあなたにとって自分だけの本当の宝石です。価値がある、というのはそういうことなんではないでしょうか。宝石の輝きとは、自分自身の過去、現在、未来をつなぐ、一筋の希望の光だと思います。金銭的価値は置いといて、気軽に身に付けてお客様ご自身が内面から輝いて幸せになってほしい、どうぞ思い出を形にして楽しんでください。」・・・・・・・・と、そんなふうにお応えしています。

 

クレアートはそんな思いから、宝石の使い方楽しみ方をお客様と一緒になって相談にのり、提案できる会社です。

縁あって宝石との出会いがあったすべての人に、それを身に付けることで喜びや幸せをささやかに感じてほしいと心から願っています。

本当の宝石の楽しみ方を一緒に気軽に考えてみませんか。

どうぞお気軽にお電話ください。
私、社長の依田耕児(よだこうじ)が直接電話にでます。

042-481-3515(会社) 070-5071-1840

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

クレアートの歴史

クレアートは1982年、
株式支社依田忠の起源となる珊瑚をもう一度復活させたいという夢をもって先代の依田和郎が新しく創設。

創業以来変わらず、いつもお客様が満足する質の高いサービスを提供させていただいております。

~ 依田忠治郎(先々代)のはなし ~

■依田忠治郎 明治18年(1885年)~昭和27年(1952年)10月14日没 享年67歳

~ 依田和郎(先代)のはなし ~

「宝石について考える」
  1. 宝石の魅力
  2. 宝石の正しい選び方
  3. 宝石の価値を判断する物差し
  4. 宝石の稀少性と流動性
  5. 宝石を持つことの意義

■依田和郎 昭和6年(1931年)~平成5年(1993年)6月21日没 享年61歳

 

 

サンゴの話

クレアートの「サンゴ製品」の目的

様々な展示会に立ってサンゴ製品を販売していると、「サンゴは嫌い」、「古くさい」、「服にあわせにくい」、「赤い色をつける年でない」といった、サンゴにあまり良くない印象を持たれているお客さまが多いように感じます。たしかに、帯留め、かんざしなど古くから愛用されてきた「和」の雰囲気や、お土産屋さんで売っている安っぽいさんごのイメージも重なって、現代的な宝飾品としての高級感を持ちにくいのかもしれません。

しかし、この海底の深くから採集される血の色のようなさんごの赤色を見ているとなんとも神秘的で吸い込まれるような雰囲気にさせてくれます。さらにじっと見つめているとなんだかエネルギーを感じ、心の底から(海の底から?)元気がでてくるような気もします。また、ピンク色のさんご製品を見ていると、しだいに心が優しくなり、いつのまにか顔が微笑んでくるのです。

また、サンゴの赤、ピンク、オレンジといった色は、女性にとって大変楽しくお洒落ができるワンポイントになります。赤い服は着ることのできない年輩の方も、例えば血赤色のさんごペンダントを付ければ、お顔だちがはっきりして、健康的で明るく、かつ女性らしい雰囲気が効果的に演出できます。また反対にピンク系の色であれば優しい雰囲気がだせるはずです。年輩の方だからこそ、「さんご 」なんだと、本当にいつも思います。
「古くさい」というのも逆をいえば、古代昔から多くの国や地域で女性の魔よけとして珍重され、愛用されてきたということでもあります。最近では英国王室アン王女がお産をする際に、母親のエリザベス女王が手にさんごを持たせた、という話も有名です。地球上の生命の源は海から生まれてきているというのも、海底深くで何百年もかけて成長してきたさんごを身につけるという事が、生命を生む女性のお守りとして使われる一つの理由でもあります。願いや思いを込めて、譲り受けていく・・・。

さんごの歴史は、人の人生の歴史そのものに例えることもできるのではないでしょうか。

女性にとってこんなに素晴らしいさんごなのに特に日本ではどうして「嫌い」という人が多いんだろう、宝飾の世界であまり地位が高くないのはどうしてでしょう?
実は、クレアートのさんごはこのような素朴な疑問から始まっておりまして、クレアートのさんごで一人でも多くの女性に楽しくお洒落をしていただいて、いつもニコニコ元気でいてもらうことを究極の製品目標にしています。

依田忠治郎(先々代)「さんごの話」

クレアートの「サンゴ製品」の特徴

モダンで使いやすいデザイン

  1. シンプルで使いやすく、飽きのこないデザインです。指輪、装身具などには大きめのさんごを中央に配置し、赤、ピンク、オレンジといったさんごの色で効果的にお洒落できるように作られています。
  2. K18やPTなどの地金も重すぎず、高級感が感じることのできる量をほどよく使用し、服の色とさんごの色がうまくマッチするように組み合わされています。
  3. さんごを芯立て接着することで、現代的なすっきりした製品に仕上がっています。また、裏には必ず地金の座を張って、さんごが直接肌に触れないようになっており、ツヤが無くなりにくい構造になっています。

品質の高い粗材と丁寧な仕上げ

  1. 色、ムラ、キズ、フなどにこだわって素材を選定し、入手の大変難しい品質の高い原木を使用しています。
  2. クレアートのさんごの仕上げは、他のさんご製品と違ってより時間をかけて丁寧に行ない、深い輝きのあるツヤをだしています。さんごの色が一層鮮明に見える仕上げとなっています。
  3. メレーダイヤもカットの大変いい、良く光る一級品を使用しており、さんごの色を引き立たせ、宝飾品としての高級感も演出しています。

お手入れとアフターフォロー

  1. さんごは、汗、ほこりなどを嫌いますので、使用した後はしまう前に宝飾用のお手入れ布なので表面を軽くふき取ってください。指輪などは付けたままの炊事や入浴はなるべく避けてください。
  2. 長く愛用すると丁寧に使用していても表面のツヤがなくなってきます。磨き直しをすれば元のツヤが戻りますので、どうぞお気軽にお店にお持ちください。

フォトギャラリー

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